”NEVER AGAIN KRISTALLNACHT!” Translated into Japanese by “bakuto morikawa”, an anarchist comrade in Japan: https://note.com/bakuto_morikawa/n/n9bddc99b425f 水晶の夜を繰り返すな! bakuto morikawa 2023年11月10日 22:20 原文:https://asranarshism.com/1402/08/19/kristallnacht-eng/ 原文掲載日:2023年11月10日 著者:ハセ-ニマ゠ゴルカル(Hasse-Nima Golkar) 1938年11月9日の夜--「水晶の夜(クリスタルナハト)」--は、ナチス゠ドイツにおけるユダヤ人・共産主義者・ロマ人(「ジプシー」は蔑称)・同性愛者などに対する恐ろしい暴力の始まりだった。こうした人々が数百万規模で虐待され・殺害され・強制収容所に送られた恐るべき残虐行為だった。ユダヤ人の家・店・シナゴーグが焼かれ、破壊された。この夜、つまり「ホロコーストの始まり」は、街路に散乱したガラスの破片に因んで名付けられた。 当時と同じナチス・反ユダヤ思考が徐々に世界中で復活しつつある。 今日、世界の目は、(1948年以来)パレスチナ人民に対するイスラエル国家の弾圧と占領権力に向けられ、まさに今、ガザ地区に向けられている。 だが、忘れてはならない。双方に対するこうした暴力の主要因の一つは、様々な「国民国家」システムの存在である。「国民国家」は悪と権威主義の源泉である。連合主義-民主主義システムと無国家社会が、特に今日の中東においては、適切な解決策になり得るのだ。
“The issue of Palestine is the issue of statism’s bankruptcy!” Translated into Japanese by “bakuto morikawa”, an anarchist comrade in Japan: https://note.com/bakuto_morikawa/n/n53071cd6e2e3 パレスチナの問題は、国家主義破綻の問題だ! bakuto morikawa 2023年10月11日 23:45 原文:https://asranarshism.com/1402/07/18/palestine-issue-statism-failure-en/ 原文掲載日:2023年10月10日 著者:アナキズム時代連盟メディア部門 ここ数日、パレスチナ地域で紛争が再燃し、イスラム主義組織ハマスがイスラエル政府支配下の土地を攻撃した。これは、過去数年、あるいは過去数十年でも前例のない事態だった。この事件は何よりも示している。誰もがパレスチナ問題は「終わった」と考えたがっていたが、この問題はまだ続いている。少なくとも、政府が存在する限り、終わりが見えないのだ! 第一に、古代パレスチナの土地は、この土地の人々のものである。かつて平和で幸せな生活を送っていた人々は、今や、ナショナリズムやイスラム主義のイデオロギー、そしてユダヤ人政府・アラブ人政府・イスラム教徒政府を樹立したいという衝動の中でぐちゃぐちゃに挽き回され、何十年も虐殺されている…。この地域内外の様々な政府や腐敗した政治家が、ユダヤ民族やアラブ民族などこの地域に住む人々の生活を駒として弄び、住民の健康で安全な生活の機会を奪っている。 ここに介入している米国やイラン、パレスチナ゠アラブ民族の土地を抑圧・強奪するイスラエル政府、反動的で非人道的なイデオロギーのために罪のない人々を人間の盾として利用してきたハマスやイスラム聖戦機構のようなイスラム主義グループ、これらは、敵対する敵同士のように見えたとしても、全てこの情況に加担し、この情況の責任を負っているのだ。 パレスチナは、アナキストが歴史を通して叫び続けてきたことを映し出す完璧な鏡だ:政府が存在する限り、平和も安全もないのだ。 アナキズム時代連盟メディア部門
“Interview of Brazilian Amazon Comrades” Translated into Japanese by “bakuto morikawa”, an anarchist comrade in Japan: https://note.com/bakuto_morikawa/n/n352e23a31e45 ブラジル゠アマゾンの同志達によるインタビュー bakuto morikawa 2024年5月5日 22:54 原文:https://asranarshism.com/1403/02/06/interview-ccla-english/ 原文掲載日:2024年4月25日 ブラジル゠アマゾンにいるCCLAの同志達が最近私達にインタビューした。ポルトガル語訳は彼等のウェブサイトで読める。リンクは以下:https://cclamazonia.noblogs.org/post/2024/04/23/entrevista-com-a-federacao-anarquista-era-ira-e-afeganistao/ 以下はインタビューの英訳(からの日本語訳)である。 ###### 1)これまで主にどのような闘争戦線を展開し、近い将来どのような戦線を展開しようとしていますか? 最初の中核は、2009年12月15日にイラン国外で結成されました。2018年には「アフガニスタンとイランのアナキスト連合」を結成し、その後「アナキズム時代連盟」を結成しました。 私達はアナキストとして、連盟のものであろうとなかろうと、イランとアフガニスタンのあらゆる運動(女性・労働・学生・環境・動物解放など)において実践的・知的な存在感を示しているので、当然ながら、直接的・間接的に影響を与えています。 私達は、イランとアフガニスタンを合わせて数百万のアラブ系民族が住んでいることを念頭に、アラブ系アナキストと共にアラブ諸国のアナキスト連盟を結成すべく働きかけ、今もその希望を持っています。 さらに、イランとアフガニスタンに数千万のトルコ系住民がいることを踏まえ、いつの日にか、トルコ諸国のアナキストと共にトルコ系アナキスト゠ネットワークを結成できるようになってほしいと思っています。 2)あなたの国の女性の闘争は有名で、イラン国外で話題になっています。あなたの組織には女性の同志がいますか?いるのであれば、現在行われている闘争にどのように参加しているのでしょうか? 全体として、イランとアフガニスタンの同志には相当数の女性とLGBTQIA+のメンバーがいます。 イランでは現在2つの分野で闘争が行われています。イランの女性の大多数に強制されているヒジャブに対する不服従と不遵守をめぐる市民闘争・大衆闘争です。女性同志達はイランの女性社会の一部として参加しています。 一方、2つ目の闘争領域は秘密裏の叛乱闘争で、ここに連盟の女性同志達による闘争の大部分が含まれます。 アフガニスタンでは、世界中の政府がターリバーンに権力を手渡した2021年8月15日以降、抗議するアフガニスタン女性達の存在を目の当たりにしました。2日後の8月17日、こうした女性達は、ターリバーンの存在に反対して街頭に繰り出し、後に、こうした抗議する女性達は多くのターリバーンに反対する数十のキャンペーン゠グループを結成しました。私達はターリバーンに抗議する女性達の闘争を支援し続けています。アフガニスタン社会から女性を排除する危険は重大で、連盟の女性同志達は様々な形でこうした闘争を支援しています。 3)宗教(神の名において人間を抑圧する制度)は、それが代表する権力を省察・批判するアナキズムの中心的テーマです。この点についてどのようにお考えですか?この問題に関してご自身をどのように位置づけていますか? 神は存在しません。私達が存在します。宗教的抑圧は神による抑圧・搾取ではなく、人間、人間の階級によるものです。抑圧者階級は神官階級であり、聖・神という万物の根源にある最も排他的な財産を所有する財産所有階級です。何であっても神聖になり得ます。土地・知識・技術・慣習・儀式・思考・感情。何でも。しかし、聖職者は働かず、何も生産しない。聖職者階級は想像し、熟考し、要求し、命令し、懲らしめ、罰する。彼等の願いを叶え、彼等の想像を現実にするために労働し、苦労し、悩み、汗をかき、犠牲になるのは私達です。聖職者は霊妙な通貨を創り、現在の充実した良い人生・来世での永遠の至福・次の輪廻転生のための良いカルマを勝ち取るよう私達に投機させ、賭けさせます。賭けの結果はどうでもいい。私達の労働から利益を得ている聖職者が常に究極の勝者なのです。宗教が何も創造していないと気付くのに時間はかかりません。全ての宗教は、奪い・破壊し・横領し・盗み・堕落させてきました。極めて共同体的でアナキズム的な古代の習慣・儀式・物語の大部分は、今や、単に宗教を再生産するためだけに、複雑で不自然で矛盾した誤魔化しだらけの寄せ集めに捻じ曲げられてしまっています。 しかし、何世紀にもわたり宗教的合意形成の結果、私達は忘れてしまったようです。今、多くの人が宗教を、真の姿である妨害者・泥棒ではなく、私達の文化に不可欠な部分だと見なしています。下層部の神官と信徒は上層部のために退屈な労働をしている。ある者は一旦権力を握ると支配欲をかき立てられ、ある者は世界のために善行をし、ある者は変革をもたらす。そして、新旧の宗教はそれぞれ自らを次なる偉大なもの・解決策・救済として描く。そして、スピリチュアルな人々です。宗教との関係は悪くとも、神・聖という概念から根本的に脱却せず、宗教を守り、またもや再生産しています。まるで資本主義や国家について述べているようですが、宗教はそのどちらにも先んじているのです。恐らく、宗教は他のヒエラルキーを現実に導いた制度なのでしょう。 多くの人は宗教に関するこうした事実を直視したがりません。平等主義の「真の」宗教があると主張するのです。しかし、権力は明らかです。宗教は、機会があればいつでも、権威に対するコミュニティの抵抗を宗教が蝕む時にはいつでも、どこであろうと常に宗教は権威主義だと示してきました。私たち「アナキズム時代連盟」は、国家と資本主義を正当化するために自由主義者が使っているのと同じ口実で宗教を正当化するなどできません。私達にとって、最高指導者・議会・判事・弁護士・警察・軍隊・地主・ブルジョア階級・プチブルジョア階級・大部分の強姦犯・大部分の女性差別主義者・子供殺しなど多くの人々は、ムッラー、聖職者階級です。これが神権国家の現実です。これら全てを踏まえると、私達の立場は単純です。神権国家を打倒し、そのイデオロギーを打倒し、その宗教を打倒し、こうした悪夢を育てたイデオロギー土壌を塩漬けし、誰も二度とこうした恐怖の時代を経験しないようにするのです。 4)地域レベルでは、どのような組織と連絡を取っていますか?具体的な連帯関係を築くのは難しいですか? ここ15年間で、世界各地の様々なアナキストグループとある種の横断的でケースバイケースの協力関係を持ってきました。しかし、大部分のメンバーがイランとアフガニスタンにいて、この地域の外には少数しかいないため、先にお話しした2つのアナキスト゠ネットワークを結成できれば、将来的にもっと持続可能な運動への推進力になるでしょう。 実際、より具体的な協力を可能にするのはこの地域的共同組織なのです。 5)シリアのクルド人反乱コミュニティとの関わりはありますか?往々にして国家主義解決策の拒否に基づいている彼等の闘争についてどのように思われますか? 過去、私達はロジャヴァ闘争に参加しているイラン人アナキストを支援したことがあります。 私達は、数名のシリア人アナキストやロジャヴァと関係している海外のクルド人活動家と連絡を取っています。 当然ですが、私達はロジャヴァのクルド人の闘争を支持しています。メヒコのサパティスタ闘争やアルジェリアのカビリア地方にあるバルバチャ自由コミューンなど、アナキストが特別な関心を持つ地域で行われている非国家主義社会の実例は私達にとって希望の光です。 6)理論的には、あなた方の組織は綜合主義(フォールやヴォーリン)寄りですか、それとも綱領主義(マフノとアルシーノフ)寄りですか?組織論上のこうした違いはあなた方にとって意味がありますか? 私達は綱領主義者ではありません。私達は綜合主義アナキストです。しかし、組織の分野では、当然、独自の組織形態があります。 綜合主義連盟として「アナキズム時代連盟」は、宗教・資本主義・民族主義・平和主義に従って様々な傾向と協力するだけではありません。連盟はグループ・コレクティヴ・ネットワーク・労働組合・個々人という形の様々な自主組織で形成されており、それぞれが独立した行動・考え・有機的で複雑な関係を持っています。 このように、エゴイスト(そして、大抵は連盟との関係で自身を個人と見なしている無政府個人主義者)から、アナルコサンジカリスト・アナルコプリミティヴィスト・アナルコトランスヒューマニストなどまで、彼等の活動は関連しており、「アナキズム時代連盟」のメンバーだと考えています。 7)現在、国際的レベルで、他の組織から受けている支援についてどのようにお考えですか?どの組織と最も交流がありますか? これまで私達が国際アナキスト運動から受けてきた支援は、本当にずば抜けていました。具体的な支援を必要としている時に、アナキスト個々人やアナキズム組織はいかなる支援も惜しまなかったのです。 実際、世界的レベルでアナキストは、一つの団体のように行動しています。単にアナキストであるというだけで、アナキスト同士が繋がるのに充分で、異なる言語を持つ異なる地域にいようとも、アナキスト同士の協力は妨げられません。…